子供が野球を始めた。野球をしたいけど野球のウエアは、沢山あって何を買ったらよいか分からない。そんな野球初心者の方でも、解りやすいように野球のウエアの種類と購入方法を解説します。
野球ウエアの種類
野球ウエアと言っても、帽子から靴下まで様々なウエアが必要となります。
また野球は他のスポーツに比べ、ウエアについても厳しいルールがあります。
せっかく購入したけど試合に着れないなどのトラブルが無いように解説していきます。
ウエアの種類と名前
名前 | 役割 | 必要性 | 規則 |
上着 | ユニフォームと言われるもので試合用と練習用があります | ◎ | 有 |
パンツ | いわゆるズボンで自分の好みに合わせ色々な種類から選ぶことが出来ます | ◎ | 無 |
帽子 | 練習用と試合用の2種類用意しているチームが多いです | ◎ | 有 |
ベルト | ズボンを履くときに使用します。必ず着用する必要があります | ◎ | 有 |
ソックス | 野球用のストッキングを着用し、膝が隠れる位までの長いソックスが好ましい | ◎ | 有 |
アンダーシャツ | 上着の下に着用します。夏用、冬用など様々な種類があります | ◎ | 有 |
オーバーストッキング | ソックスの上から着用します | ◎ | 有 |
ストッキングバンド | ソックスがズレないように固定するバンドです | △ | 無 |
スパイク | 底がゴムと金属の2種類があり、中学生以上の試合は金属製のスパイクを使用します | ◎ | 有 |
スライディングパンツ | ズボンの下にパンツ代わりに履き、スライディングしても痛くないようにします | △ | 無 |
グラウンドコート | 冬など寒いときにユニフォームの上から羽織ります | △ | 無 |
ユニフォーム上着
ユニフォームである上着は、チームで統一した服を着なければいけません。
ほとんどのチームで、練習用・練習試合用・公式戦用の3種類のユニフォームを揃えています。
軟式野球では、公式戦のユニフォームについては左腕部分に県名を入れなければならない等、デザインにも厳しく規定されています。
チームで取りまとめて発注するチームが多いため入部してからの購入をオススメします。
ユニフォームパンツ
いわゆる「ズボン」と言われるもので、実は色々な種類があります。
自分の好みに合わせ着用することが出来ます。
パンツについては、チームにより様々ですが試合用のパンツは貸出をしたり、自分で購入したパンツを履くチームもあります。
パンツの色がチームで同じであれば問題無く、私の経験上ではパンツは白色のチームが多く自分で購入したパンツを着用するチームが殆どです。
ただし、チームで色が違ったり、横に色付きのラインが入ったパンツを着用しているチームは注意が必要です。
パンツの種類
パンツにも様々な種類があります。
レギュラータイプ
パンツを履くときも、パンツを裏返しにして履きストッキングとパンツを「バンド」で止めて履くことによりカッコよく履くことができます。
足元はゴムが付いて絞りがるタイプとゴムが無く絞らないタイプがあります。
足元にゴムがあり、スパイク部分に通すタイプもあります。
学童野球では監督・コーチ含め使用禁止となっています。
ショートフィットパンツ
足元がスマートに見え、機動力を生かす選手に向いています。
このように4種類のパンツがあり、好みに合わせ着用することができます。
パンツの中でダントツ一番は「ミズノ ガチパンツ」です!
今回紹介した4種類の他にバギータイプ(裾がラッパ上になったパンツ)や、破れにくいヒザ二重構造のパンツなどもありサイズも様々なサイズがあります。
どのメーカーを買おうか迷ったら「ミズノ ガチパンツ」でお好みのタイプとサイズを選択すれば間違いはありません!
帽子
帽子についても、チームで統一した帽子を着用しなければいけません。
チームで取りまとめて発注するチームが多いため入部してからの購入をオススメします。
また、防止の「ツバ」部分が解れている帽子や、折れている帽子は公式戦で使用できませんので注意が必要です。
洗濯機に入れる際、ネットに入れて洗うなどの工夫が必要です。
ベルト
ベルトについても、チームで同じ色のベルトを付けなければいけません。
入部するチームが何色のベルトを着用しているか調べておくと良いですね。
また、試合中のスライディングなどによりベルトが切れる場合があります。
ベルトは必ず着用が義務付けられているため、予備を常に持ち歩くようにしましょう。
まず自分のチームのカラーを確認します。そして、ベルトのツヤの有無は好みに合わせて選んでください。
ソックス
ソックスについても、チームで同じ色のソックスを付けなければいけません。
ただし、オーバーストッキングを付けるためそが隠れるようであれば何色でも構いません。
ソックスにも5本指ソックスなど色々な種類があるため好みに合わせて用意します。
また、ソックスが非常に破れやすいです。爪部分が補強してあるソックスの方が良いです。
足底が黒くなっているため汚れが目立ちにくいソックスが主流となっています。
オーバーストッキング
オーバーストッキングとは、ソックスの上から履くストッキングの事を言います。
チームで同じ色のオーバーストッキングを付けなければいけません。
最近では、ストレートパンツを着用する選手が増えたため、オーバーストッキングを履かない選手も多いですが、足元をスパイクされ怪我を防止するためにも必ず着用するようにしましょう。
アンダーシャツ
アンダーシャツはユニフォームの上着の下に着るシャツです。
チームで同じ色のアンダーシャツを着なければいけません。
練習や、プレー中は大量の汗をかきます。
汗を素早く発乾させたり、筋肉の動きをサポートしてくれる役割を果たしてくれます。
近年、アンダーシャツも素材などが向上しており各メーカーより様々なシャツが販売されています。
アンダーシャツの種類

出典:Amazon
コンプレッションタイプ
肌に密着して筋肉の動きをサポートしてくれます。
最近ほとんどの選手がコンプレッションタイプを着用してプレーしています。
汗をかいても直ぐに吸収し、発乾してくれるため汗によるべとつきにストレスも無くプレーに集中できます。

出典:Amazon
フィットタイプ
コンプレッションタイプは肌への締め付けがきつくて嫌と言う人も結構います。
そんな人にはフィットタイプがオススメです。
程よい締め付けでプレーをサポートしてくれます。

出典:Amazon
ゆったりタイプ
身体にフィットするタイプが苦手という人はゆったりタイプがオススメです。
普段着ているTシャツのような感覚で着用することができるので野球を始めたばかりの人も違和感なく着ることができます。
その他にも、長そで・七分・半袖・ノースリーブなど袖の長さが様々な種類がり、季節とプレーに合わせて着ることができます。
首回りにも、V字・丸首・ハイネックなどがあり好みに合わせて着ます。

出典:Amazon
ハイネックタイプで首周りにメーカーのロゴが入ったアンダーシャツは公式戦では着用が出来ませんので注意が必要です。
メーカーでも公式戦に着用できないため、最近では多く販売はされていませんが、購入の際には注意しましょう。
アンダーシャツの詳しい情報はこちらをご確認ください!
ストッキングバンド
スパイク
スパイクには2種類あります。

出典:Amazon
学童用(小学生)
小学生が行う学童野球では、スパイクの裏面がゴム製(ポイント)のスパイクと決められています。

出典:Amazon
一般用
中学生以上の一般の試合では、金属製のスパイクを使用します。
裏面がゴム製のスパイクでも問題はありませんが、金属性のスパイクの方が掛かりが良いです。
スパイクについては、同じチーム内でも色が違うスパイクを使用しても問題はありません。
また、昔は紐で結ぶスパイクが殆どでしたが最近ではマジックタイプのスパイクも主流となっています。
スパイクの詳しい情報はこちらをご確認ください!
スライディングパンツ
スライディングパンツとは、ユニフォームズボンの下に履くパンツのようなもので「スラパン」と略して呼びます。
スラパンを履くことによってプレー中にスライディングをした際に、お尻から太もも部分を衝撃や摩擦から保護してくれる役目があります。
また、捕手はプレー中にファウルカップの着用が義務付けられています。
スラパンにはファウルカップを収納する事ができるタイプもあります。
スラパンを履く際には普段履いている「パンツ」を脱いで直接履くとより効果が発揮されます。
グラウンドコート
グラウンドコートは、シーズン初め・冬季などの寒い時期にユニフォームの上から着るジャンバーの役目があります。
試合中も、投手が塁に出塁した時・コーチャーをしている人は着用が認められています。
試合中に着る時もチームで同一のコートを着る必要はありませんが、チームで統一したグラウンドコートを着用しているチームが多いです。
お母さん必見!黒土専用洗剤
野球のグラウンドは黒土の球場が多く、練習や試合の後はユニフォームが泥だらけになります。
また、白いユニフォームが大半の為さらに汚れが目立ってしまいます。
黒土は普通に洗濯機に入れてもキレイに落ちません!
お母さんの立場からすればとても大変な作業になってしまいますね!
野球少年を持つ家庭では、大半が「泥スッキリ本舗 黒土専用洗剤」を使用しているとか・・・。
使い方もとても簡単です。
- バケツの中に、お湯(40℃位)を入れます。
- その中に、黒土専用洗剤をお湯10Lに対して洗剤を20gの割合で入れます。
- 洗剤をお湯に良く溶かし、汚れたユニフォームを軽く揉み洗いしながら入れます。
- そのまま約1時間放置して、再度ユニフォームを手もみ洗いします。
- バケツから取り出し普通の洗濯と同じ感覚で洗濯機で洗います。
毎日泥だらけになるまで練習に打ち込む子供を応援してあげたいですね!
コメント