野球のファウルとフェアを現役審判員が詳しく解説

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野球のファウル・フェアについて理解しているようで意外と分からない部分もあります。
野球をプレイしたり、観戦していて「あれ?これはフェア?ファウル?」と思った事は良くあると思います。

今回はフェアとファウルボールについて詳しく解説します。

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フェアとファウルボールの基本

野球の試合を行うグラウンドは本塁から1塁ベース。

本塁から3塁ベースを通して外野まで直線状に白い線で区切られています。

白い線で区切られている線を「ファウルライン」と呼び、ファウルラインを境に外側であれば「ファウルボール」内側であれば「フェア」となります。
また、1塁または3塁ベースを境にフェア、ファウルの判定方法が変わってきます。

ベースより手前での判定

1塁または3塁ベースより手前、つまり内野領域では野手がボールを捕球した際にボールが位置する場所。

またはボールが完全に停止した所がフェア領域であるか、ファウル領域であるかでフェア・ファウルの判定が変わってきます。
(ファウルの場合)

打者がゴロを打ち、フェア領域をボールが転がりファウル領域で野手に当たったり、ボールが停止すれば「ファウル」となります。

野手がファウル領域で捕球する際、グラブに当たり再びフェア領域に戻っても「ファウル」となります。

また、野手がフェア領域で捕球してもボールがファウル領域上にあれば「ファウル」となります。

(フェアの場合)

打者がゴロを打ち、ファウル領域へボールが転がりながら、最終的にフェア領域へ転がりました。

フェア領域で野手に当たる・捕球する・ボールが停止すれば「フェア」となります。

また、野手がフェア領域で捕球しようとした際に、グラブに当たり再びファウル領域に戻っても「フェア」となります。

このように内野エリアでは、ボールがどの領域を通過したかは関係ありません。

最終的に野手に当たる(捕球)またはボールが停止した場所が、どの領域にあるかでフェア・ファウルが確定します。これは、ゴロ・フライ・ライナーでも同じです。

また、野手が内野領域に位置して、ファウル領域上空のボールを捕球しても野手の立ち位置は関係なくボールがどの領域にあるかで判定が決まります。

ベースより奥側での判定

ベースより奥側つまり、外野領域の場合はボールがどの領域を通過したかでフェア・ファウルの判定が変わってきます。
また、ボールが地面に触れた場合と、地面に触れず上空を通過した場合でも判定が変わります。

(ファウルの場合)

イラスト①の打球

フライまたはライナーで地面に触れずにフェア領域を通過しました。

その後、ベースを通過した後に外野のファウル領域に打球が着地した場合はファウルとなります。

イラスト②の打球

ゴロの打球で内野領域のファウル領域を通過しました。

その後、ベースを通過した後に外野のフェア領域に転がった場合はファウルとなります。

イラスト③の打球

フライまたはライナーで地面に触れずにベース上を通過しました。

その後、ベースを通過した後に外野のファウル領域に着地した場合はファウルとなります。

(フェアの場合)

イラスト①の打球

ゴロの打球で内野のフェア領域を通過しました。

その後、ベースを通過した後に外野のフェア領域に打球転がった場合は野手がどの場所で捕球しようがフェアとなります。

イラスト②の打球

フライまたはライナーで地面に触れずにファウル領域を通過しました。

その後、ベースを通過した後に外野でフェア領域に着地した場合はフェアとなります。

イラスト③の打球

ゴロ・フライ・ライナー問わずボールがベースに接触しました。

ボールがベースに接触した時点でフェアが確定となります。

その後、ボールがフェア、ファウル領域どこに転がるかは関係ありません。

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走者または打者にボールが触れた場合

走者または、打者にボールが触れた場合、ファウルまたはアウトが宣告されます。

打者がバッターボックス内で打球に触れた場合(自打球)は「ファウル」となります。

バッターボックスを離れ走塁中にボールに触れた場合、ファウル領域で打球に接触した場合は「ファウル」。

フェア領域で接触すれば「アウト」が宣告されます。

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ライン上にボールが停止した場合

ライン上にボールが停止または、着地した場合には「フェア」となります。
真上から見た状態でボールが少しでもラインに掛かっていればフェアとなり、完全にラインから外れていれば「ファウル」となります。

ホームベース付近での判定

ホームベース付近でのフェア・ファウルの判定は1塁または3塁線のラインをホームプレートへ向かい延長線上にラインを引いたイメージで判定します。

左のイラストのように点線をイメージして線より内側で捕球またはボールが停止すれば「フェア」
線より外側であれば「ファウル」となります。

ホームベース上であればフェアとなります。

投手板にボールが当たる

特殊なケースとして、ピッチャープレート(投手板)にライナー性の打球が直接接触した場合です。

この場合、ピッチャープレートの直接当たりボールがファウルエリアに出てしまった場合には「ファウル」となります。

ただし、プレートに触れる前に一度でも地面にボールが接触していたり、プレートに接触後フェア領域で停止または捕球した場合には「フェア」となります。

まとめ

フェア・ファウルの判定といっても様々なケースがあることがわかりましたね。

まとめると以下のようになります。
  • ベースを境にフェア・ファウルの判定方法が変わってくる。
  • 内野領域であればボールが地面に触れているか否かは関係なく停止または捕球したエリアで判定がされる。
  • 外野領域であればボールが地面に触れたか否か、内野エリアの軌道でフェア・ファウルの判定が変わってくる。

野球のプレーは一瞬の出来事です。迷わないようにしっかりと理解しておきましょう。

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