野球の臨時代走について詳しく解説

ルール

野球のルールである「臨時代走」というルールをご存じでしょうか。
臨時代走とはプロ野球には無く、アマチュア野球独自の特別ルールです。

今回は「臨時代走」についての説明とルールを解説します。

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臨時代走とは

臨時代走とは、打者走者または走者が負傷した際に、一時的に代走を送る事ができるルールです。
なぜアマチュア野球独自のルールとなっているのかと言うと、アマチュア野球では同じ野球場で1日4試合の試合スケジュールが組まれている事も珍しくありません。

選手が負傷し、治療のため一時的にプレーが中断してしまうと1日に組まれていた試合が消化出来なくなることを防ぎ試合のスピード化を図るためでもあります。

また、プロ野球のようにベンチに多数の選手登録認められていません。負傷の度に選手を交代していると選手が不足して試合を棄権する事を防ぐ目的もあります。

このように可能な限り試合時間を早める。そして治療を終えた選手が再び試合に復帰できる事を目的としたアマチュア野球独自のルールとなります。

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臨時代走を使用できる場面

臨時代走が使用できるのは、攻撃側の選手がデットボールや走塁中に負傷した場合に使用できます。
そして、再びプレーができると判断されれば次の機会から再び試合に復帰できます。

使用されるケースで一番多いのが、打者の頭部にデットボールがあたり一時的にベンチで休ませるために使用される事が多いです。

特に高校野球などの硬式で行う試合は頭部へのデットボールは非常に危険です。
一度ベンチに下がり医師の診断を受ける程の徹底ぶりです。

臨時代走とはあくまでも打者または走者が負傷した時のみ使用できる特別なルールであり、守備をしている選手が負傷した場合は治療の時間を設け、一定以上の時間で復帰出来なければ交代となってしまい再び試合に戻ることはできません。

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臨時代走のルール

攻撃側の選手が負傷した際にまず審判員が臨時代走を採用するか判断します。
そして、攻撃側チームの監督に臨時代走が使用出来る旨を伝え臨時代走を使用するか否かの判断を仰ぎます。

誰が見ても危険な場面である場合を除き、あくまでも監督が決める事であり審判員が一方的に決めるものではありません。
例えば負傷した選手がチームで一番の俊足の持ち主であり臨時代走を送られると不利になる場合もあります。
軽く頭部にかすめただけで審判員が勝手に臨時代走を指示する場面を見ますがこれは正しいとは言えません。

臨時代走となる走者

負傷した選手の代わりに臨時代走となる選手も誰でも代走となれる訳ではありません。
臨時代走となる選手は、負傷した選手から最も遠い打順の選手となります。
一番遠い選手が塁に出塁している場合には、前の前の選手となります。
ただし、投手は臨時代走となる事はできません。
過去のルールでは「バッテリーを除く」となっていましたが、2020年の規則改正により捕手は臨時代走に出る事となりました。

 

例えば、4番打者が負傷をした場合に臨時代走で送られるのは打順3番に入っている選手です。3番打者の選手が投手であれば打順2番に入っている選手が臨時代走となります。

 

例えば足の速い投手がいても臨時代走として使用したくても使用できません。
これは、投手が塁に出ると次のイニングの投球準備が遅れ結果的に試合の遅延になってしまうためです。

再び選手を試合に戻すタイミング

負傷した選手が元気になり試合に戻したい時、どのタイミングで試合に戻すことができるのでしょうか。
これは非常に良くあるケースで私が担当している試合でも何度もありましたが、臨時代走を送った選手がまだ塁上にいる時に元気になり試合に戻したいと監督から申し出があるケースです。

 

これは、結論から言うと戻すことはできません
野球規則にも明記してありますが「臨時代走の役割は、アウトとなるか、得点するか、またはイニングが終了するまで継続する」とあります。

したがって臨時代走の選手がプレーを終了するまでは戻すことができません。

臨時代走の臨時代走

臨時代走に代わり再び臨時代走を送る場面も出てきます。
それは、臨時代走として出塁した選手が負傷した場合です。この場合は臨時代走に臨時代走を送る事ができます。

 

また、特殊なケースとして塁上に臨時代走として出た選手に打順が回って来る場合です。
通常あまりあり得ない事ですが、塁上のランナーの位置や、投手の打順により時としてこのような場面が発生する場合もあります。
この場合は臨時代走に出ている選手がネクストバッターサークルに立つタイミングで臨時代走に臨時代走を送ります。

臨時代走に代走を送る

臨時代走に出た選手に代走を告げた場合、どうなるでしょうか。
結論から言えば、代走を告げる事は可能です。ただし、選手交代と見なされ負傷している選手は再び試合に復帰することは出来なくなってしまいます。

実際に起きたケース

2011年夏の甲子園大会
東洋大姫路VS海星の試合で東洋大姫路の投手である原樹里(現ヤクルトスワローズ)の打席で頭部への死球を受け臨時代走が送られました。臨時代走で送られた選手が進塁後、何を思ったのか代走を告げてしまい負傷した原樹里選手は再び試合に出場することは出来なくなりました。

 

試合は、監督のミスを取り消すように勝利しましたが甲子園に出場するチームの監督とは思えない程、お粗末なルール間違いでした。

まとめ

臨時代走と言っても明確にルール化されている事がわかったと思います。

まとめると以下のようになります。

  • 臨時代走とは攻撃側の選手が負傷した際に一時的に選手を交代することができる。
  • 臨時代走となる選手は、該当選手から打順が一番遠い選手選手となる。
  • 投手は臨時代走に立つことが出来ない。
  • 臨時代走に代走を告げたら選手交代となる

以上、この4つは最低限押さえておきましょう。

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