少年野球でも木製バットで練習するメリットを解説

練習

軟式で行う少年野球でも木製バットを使って練習したら効果があるのでしょうか。

最近では高性能なバットが多数販売されています。

現在、軟式野球で木製バットを使用して打席に立つ人は全く見ません。

私も審判を行いながら年間200試合以上の様々な試合をみますが一度も見たことありません。

しかし、小学生や中学生でも木製バットを使って練習すれば様々なメリットがあります。

今回は木製バットを使って練習するメリットを詳しく解説します。

今回の記事を読むことで、軟式野球を行う小学生や中学生でも木製バットを使用して練習する大切さが理解できます。
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木製バットとは

野球が好きな人には知っておいて頂きたい内容なので是非、覚えておいてください。

木製バットは主にプロ野球や大学以上の硬式球で行われている試合で使われています。

木製バットと言っても様々な種類があり、木の素材により「硬さ」・「しなり」など、それぞれ特徴があります。

アオダモ

木製バットで一番有名な木材はアオダモです。

アオダモは硬い・折れにくい・しなりがある・粘りがあるなど、バットを作る上で最も適した木材です。

しかし、アオダモがバットに加工できるまでに70年以上掛かり現在では資源不足となっています。

プロ野球選手が資源育成の活動として植樹しているのも「アオダモ」の木を植えています。

世界的に有名なイチロー選手もアオダモを好んで使用していましたが、資源不足により木材を変更しました。

メイプル

メイプルとは「カエデ」の木で、メープルシロップを採取できる木です。

現在の木製バットの中で一番よく使われている木材です。

特徴として材質が硬く折れにくいため長持ちします。

また、木に密度があるため打感が硬く金属バットで打ったような感覚が味わえるので軟式野球でプレイする人には向いています。

アッシュ(ホワイトアッシュ)

アッシュとは日本で言う「タモの木」です。

特徴として程よい耐久性と、しなりがあり柔らかい打感が特徴です。

木製バットの中でちょうど中間くらいの打感が感じられるバットです。

ただし、バットが折れる前に表面の木目が剝がれやすい特徴があるので色つきのバットを購入した方が良いです。

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木製バットを練習で使うメリット

それでは、木製バットを練習で使うメリットを紹介していきます。

メリットは以下の3つになります。

バットの芯に当てる練習ができる

バットには芯の部分に当てないとボールは飛びません。

しかし金属バット・複合バットは芯部分が広いため真芯で捉える技術が身に付きません。

バットの種類 芯の広さ
木製バット ボール1個分
金属バット ボール2.5個分
複合バット ボール4個分

複合バットの芯がいかに広く打ちやすいか分かります。

逆に、木製バットの芯はわずかボール1個分しかありません。

複合バットでも芯が広いと言っても真芯でボールを打った方が、当然飛距離も出ます。

このようにバットの本当の芯で捉える感覚が身に付きます。

木製バットで打つ際は、弾く感覚ではなく、バットにボールを乗せて打つ感覚を身に着けましょう。

リラックスした体勢でバットを振れる癖が身に付く

木製バットにはグリップが付いていません。

バットを振れば当然滑ります。

しかし、滑るからと言って手に力を入れてバットを振ろうとしても上手く振れません。

プロ野球を見ているとバットが手からすっぽ抜けて飛んでいく事があります。

これは、手に力を入れずにリラックスした状態でバットを振っている証拠なのです。

手に力を入れ過ぎずにバットを振り、インパクトの瞬間に力を入れる癖を身に着けましょう。

ウエイトトレーニングになる

木製バットは金属バットや複合バットに比べると同じバットの長さでも重たくなります。

複合バットで580g程度ですが、木製バットになると600g程度となります。

このように普段より重たいバットを振ることでウエイトトレーニングとスイングスピード向上に繋がります。

遠くに飛ばすためにはスイングスピードが大切になります。
木製バットを使用する際はバッティング手袋を着ける事をおすすめします。
 
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木製バットにはメンテナンスが必要

木製バットは雨や湿気に弱いため、使用した後は汚れをふき取り、きれいにしてから保管する必要があります。

また、練習中に折れる可能性もありますが普段からメンテナンスをしておけば、小学生や中学生の練習では心配する必要はありません。

仮に折れても複合バットのように高価でないため心配する必要もありません。

木製バットは打つ面が決まっている

木製バットには柾目(まさめ)と板目(いため)という木目があります。

木目がまっすぐになっている方が柾目でボールを打っても良い面です

木目が渦を巻いている方が板目でボールを打ってはいけない面です

バットには必ずロゴが入っていますが、ロゴの部分と、その裏面が板目となります。

つまり、ロゴのある面と、その裏では打たないようにします。

バットを長持ちさせるポイントです。

木製バットを試合で使ってもいいの?

軟式野球では、ほぼ全ての選手が金属バットまたは複合バットを使用しています。

しかし、軟式野球においても木製バットの使用は全く問題ありません。

また、高校野球でも金属バットが当たり前となっていますが、公式戦で木製バットを使用して打席に入ることも可能です。

数年前までは、軟式野球の規則で雷が鳴ると金属バットでは危険という理由からチームに必ず木製バットを用意する必要があると記載されていました。

*現在は削除されています。

さらにレベルアップするための竹バット

竹バットとは竹板を合わせて作られた竹製のバットです。

高校球児はもちろん、大学や社会人野球の練習でも使用されています。

最近では、中学生の練習でも竹バットを使用して練習が行われているほどです。

特徴は、木製バットよりさらに芯が狭く、ボール1個に満たない位の芯であるため確実に芯でとらえる練習に向いています。

また、芯を外して打つと手が強烈にしびれるため、ティーバッティングなどを行いながら確実に芯に当たっているか確認しながら練習するのに向いています。

価格も安いので1本は練習用に購入しても損はしません。

おすすめ木製バット

木製バットを選ぶ際は、普段使用しているバットと同じ長さを使用すると効果が高いです。

また、重さは普段使用しているバットより少し重い(20g~30g程度)を使用するとウエイトトレーニングの効果も得られます。

SSK(エスエスケイ)リーグチャンプ

トレーニング用のバットで小学生には少し重めの800gサイズです。

実打も可能なバットですが、素振り用に使用するとパワーアップします!

長さ 80cm
重さ 800g

ZETT(ゼット) プロステイタス

ナチュラルカラーは埼玉西武ライオンズ森選手モデル。

ナチュラル/ブラックは読売ジャイアンツ小林選手モデルです。

実践でも使用できる本格派の少年用木製バットです。

長さ 80cm
重さ 580g

ミズノ プロフェッショナルセレクション

コーヒーブラウンに手元は木製の生地を出したデザインがおしゃれな木製バットです。

重量も600gとトレーニングにベストな重さです。

長さ 80cm
重さ 600g

ユニックス 少年用オリジナル軟式木製バット

長さと重さを3種類の中から選べ、比較的軽い木製バットです。

価格も安く、木製バットデビューにはおすすめです。

長さ 65cm/70cm/75cm
重さ 520g/540g/560g

Kaiser 少年用木製バット

とにかく安い少年用木製バットです。

無名のメーカーですが、サイズ・重さ共に丁度よいサイズを揃えています。

木製バットの練習を試すのに購入してもよさそうです。

長さ 65cm/70cm/75cm
重さ 500g/580g/740g

まとめ

木製バットの効果について説明してきました。

木製バットで練習する事により、様々な効果があり小学生・中学生でも積極的に取り入れて欲しいと思います。

最近では用具の性能が向上し、本来の技術が薄れてしまう部分もあります。

練習では木製バットで基礎を磨き、試合では複合バットで成果を出す!

これが一番効果的です。

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